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EDEN/B-3
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がちゃ…。
「……」
ばたんっ。
がた…がたた…。
ごと…ごとん…。
「…ふーっ…」
玄関で靴を脱ぎ
僕は大きめのため息を吐いた。
キッチンに上がると
コーヒーが目についた…。
…ああ……。
出がけに…。
かた…。
僕はカップを取り上げて
それを口にした…。
冷え切ったコーヒーが
口に広がる…。
「は…」
…がん。
干したカップを流しに放り込んだ。
…暑い…。
エアコンを
つけていると言うのに…。
体から頭から
熱が噴出してきそう…だ…。
僕は
キッチンから部屋に移り
エアコンの設定温度を下げた…。
…ふぉん…。
きんきんの冷空が。
頬をなでる…。
だがそれでも
熱が込み上げて来るようで
息が苦しい…。
「は……」
僕は短く息を吐いた。
…暑い…。
なんでこんなに…。
暑い…。
胸ポケットを探る…。
「……」
…あ…ああ…。
そう…か…。
…あれから…。
クリスプを探ったが
会所を出て
カナンに向かう前に
捨てたきりだった…。
ぎし…。
…どさ……。
「ふーっ…」
ソファに体を投げ出して
深く息をつく…。
暑い…。
自分の熱で
自分が溶けてしまいそうだ…。
「ふーっっ」
息を吐く…。
クリスプを
…もらっておくんだった…。
今からじゃ自配機もやってない…。
「はーっっ」
僕が今日
何度目かのため息をついた時…。
ちっか。ちっか。ちっか…。
PC脇にある。
着信通知ランプが点滅した。
…こんな時間に…?
時計を見る…。
…23時32分…。
誰…?
かしょ…。
僕はPCの電源を入れた。
うぃーーーーーん。
黒い画面から
メモリのカウントアップ…。
そして…IRQの確認…。
♪♪ ……… ……… ……… ♪
♪♪ ……… ……… ♪
起動音…。
オートログインの作動…。
…スクリプトがエコーバックする
ログイン処理…。
…IDと…パスワードの認証…。
ログイン…許可…。
ぱら…ぱらぱら…。
センターニュースのバナーが
流れてゆく…。
ぴっ。
メール着信のメッセージ…。
差出人…。
— Sender:a-hata@a-2eden —
…a-hata…?
畠…さん…?
一瞬。
…胸がずくりと鳴った…。
な…に…?
…メール…なんて…。
ぷちぷちっ。
僕は少し急ぎ気味に
メールオープンの手続きをした。